05/03(月) サブゼミ

 今日は前回のサブゼミで発表した論文のモデル図を作ってみました。モデル図を作るにあたって、調整変数や従属変数、媒介変数など聞き慣れない言葉がたくさん出てきて、モデル図を組み立てることの難しさを感じました。今後自分で論文を書くにあたってモデル図の作成が必要になってくるため、しっかり理解していきたいと感じました。 (小林み)

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05/06(木) 本ゼミ

[プレゼンテーション]

 今日で一度OBの論読は終わりです!!今日はチャプター5「Personality and Values」とチャプター6「Perception and Individual Decision Making」のによう発表と、各章に関するコメント班の発表がありました。チャプター5においてパーソナリティを測る方法としてMBTIが挙げられていて、ネットで調べるとMBTIでパーソナリティを測るサイトがたくさんでてきたので自分もしてみようと思いました(MBTIはあくまで自己理解のツールとして用いるべきだという記述もあったので、、、)。チャプター6では、意思決定において様々なバイアスとエラーについて述べられていて、特に自己奉仕バイアス(成功は能力や努力といった内的要因に起因すると考え、失敗は運の悪さや低生産性の従業員といった外的要因に起因すると考える傾向)は自分にも非常に当てはまると感じ、企業に入った際の部署間の争いでもこのようなことが起こると思うので、その時は自己奉仕バイアスを感じている状況だなと思い出したいです。

[ディスカッション]

 ディスカッションでは、①OBの内容に関する疑問点、他班の発表へのコメント②世代間の価値観の差異③管理職の意思決定バイアスをなくすにはについて話し合いました。

 ①に関して、発表時間の長さが課題だと感じました。人によって発表時間のばらつきがあるのも良くないし、全体として短すぎたり長すぎたりすることもいけないので、バランスを調整するために内容のまとめ方に気を付けていきたいです。②に関して、世代間の老年層は企業への執着が強く、若年層は企業への執着が弱い(離職率が高いことからもいえる)ことが大きな差異だといえると話が出ました。その価値観の違いを埋めるためには、上司と部下の一対一の交流する場を設けてお互いの価値観に歩み寄る(×どちらかの価値観だけを尊重する)ことが大切だと考えました。 (小林み)

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05/10 サブゼミ

 3期生が自分で選んだ論文を発展させるべく、・論文の概略・その論文の不足点・先行研究リスト・どう発展させるかについて発表しました。グループ内で発表した上で、2期生の方々に今後の論文の発展のさせ方や仮説を立てる際のコツについてのアドバイスをいただいて、今後三田論を作成するための道しるべが少しできたかなと感じます。ありがとうございます!! (小林み)

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05/13(木) 本ゼミ

[プレゼンテーション]

 今日からOBがひと段落して、ハーバート・A・サイモン著の「経営行動」という本の内容発表になりました。1章では意思決定と経営組織について、2章では「経営理論の若干の問題点」について述べられていました。組織の目的は間接的にすべての参加者の個人目的になることや、経営の諸原則には矛盾する要素が多いのでより洗練された言葉の定義が必要であると述べられていました。

[ディスカッション]

 ディスカッションでは、①他班へのコメント、本の内容の疑問点②組織のトップで決定した事項が下位組織まで受け入れられるには③AIを意思決定に導入するメリットデメリット④命令の一元化が優先されるべきケース(本の中では命令の一元化は強く批判されており、専門化の方が好ましい、とされていました)⑤下位組織への過剰コミットメントはどのような有害な影響をもたらすのかについて話し合いました。

 ①に関しては、理解が難しい本ながら自分の言葉に落とし込めるまで理解し発表する必要があること、具体例を挙げてプレゼンテーションをするべきであるという意見が出ました。その通りです、、、頑張ります!②に関しては、組織の構成メンバーが組織に対して満足感を持っていないと決定事項は受け入れられないので、満足度を高めておくべきという意見や、トップ層が現場に沿った決定を下せるように現場を知るべきなどの意見が出ました。 (小林み)

現場が受け入れやすくするにはどうしたらい

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05/17(月) サブゼミ

 今日のサブゼミでは、SPSSの学習を各グループで進めました。王ゼミでは7月に3期生に対して除ゼミがかかったSPSS試験があります、、、。今回は、重回帰分析まで学習を進めたのですが、そこまでに至る各作業の意味やそれによって導かれた数値の見方などが理解できないと試験は突破できないと思うので、理解すべきところを理解できるように努めます。 (小林み)

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05/20(木) 本ゼミ

[プレゼンテーション・ディスカッション]

 今日の本ゼミでは「経営行動」の第3章「意思決定における事実と価値」と第4章「経営行動における合理性」についての内容プレゼンテーションと各章に対するコメント班の発表、各班の発表に関してのディスカッションをしました。第3章ではある決定をするにおいて、決定A,B,Cがあったとき、その決定の正しさというのは最終の目的が達成されるまではわからないということ、第4章では合理的判断には様々な副詞をつけて(主観的な合理性、客観的な合理性、組織的な合理性など)明瞭化すべきであるというような記述がありました。

 各班が前回の意見を踏まえて、具体例を述べたりみんなが理解できるように熱意をもって伝えたり(特に小野君)などしていてすごかったです。これからは、より分かりやすくするための工夫(教科書通りの順番ではなく入れ替えるなど)をしていき、より良いプレゼンテーションを目指したいです!

[卒論経過発表]

本日から4年生の方々の卒論の経過発表が始まりました!「自律キャリア」や「自己肯定感」にスポットを当てた卒論を進めていくとおっしゃっていました。 (小林み)

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05/24(月) サブゼミ

 今回のサブゼミでは、3期生が先行研究整理と自分が進めていくテーマに関しての問題意識についてワードファイルを作成し、それに関して2期生の方々から論文作成へのアドバイスをいただきました。

 グループ毎の少人数で具体的なアドバイスをいただけたので、今後どのように進めていくべきかの課題をしっかり理解でき、論文の方向性が定まってきた気が(?)します! (小林み)

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05/27(木) 本ゼミ

[プレゼンテーション・ディスカッション]

 今日は2班からチャプター7「Motivation Cocepts」についての内容発表とコメント班のプレゼンテーションを行いました。(2期生の方々の卒論発表があるので今回からチャプターは1つです)

 今回は様々なモチベーションに関する理論がでてきて、水曜日に王先生が開講なさっている授業と被る部分が多く理解がしやすい部分もあったのかなあと思います。しかし、モチベーション論の多くはアメリカの文化に関わるものであるため、日本では当てはまらないものも多くあります。このことも含め、モチベーションは組織行動の中では重要な概念であるので、それぞれの理論の違いを理解して今後の研究にも活かしていきたいと思いました。また、今回から2班が同じ内容を扱うことから、被りすぎない発表内容が懸念事項ではあったのですが、一班は大枠の説明・もう一班は具体例を用いてより詳細に説明という形であり、うまく分担はされており今後も2班での連携が必要になってくるなと感じました。 (小林み)