10/04(月) サブゼミ

 秋学期最初のサブゼミでした!久しぶりに皆で教室に集まることができて新鮮な気持ちでした!

 三田論の各班でFastaskで収集したデータを夏休み中はSPSSで分析を進めていたのですが、今日はAMOSで分析をしてみました。私たち3期生はAMOSの操作にはまだまだ慣れていない部分が多く、王先生や院生の方々に協力して何とか分析ができました、、、ありがとうございます、、、

 「来年は3期生がAMOSを教えてください」という言葉を王先生からいただいたので、AMOSマスターを目指して頑張ります!(笑) (小林)

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10/12(月) サブゼミ

 今日のサブゼミでは、夏休み中に各班が書き上げた初稿(+AMOSの結果を踏まえての修正)に関して王先生からコメントを頂きました。論文独特の分析結果の書き方や、論文構成などの三田論以外の今後の論文執筆に役立てることができそうなことであったり、論理性に欠ける仮説や展望の説明を指摘していただいたりしました。当分、三田論修正が必要になりそうですがより良い論文を書けるように各班奮闘しています! (小林)

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10/07(木) 本ゼミ

 今日の本ゼミは、秋学期のオリエンテーションでした。秋学期は、佐藤和ゼミとのインゼミや4年生さんとの共同発表など新しいことが様々あって大変そうな反面わくわくです!

 10月中は三田論に本ゼミ準備と大忙しですが、皆で助けあって生きていきます、、、 (小林)

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10/14(木) 本ゼミ

【前半】

個人ミニプレゼン「IT人材育成」、「トラック物流の脱炭素に向けて」、「ドローン事業」

【後半】

統一テーマ「理念とパーパスを考える」の発表+ディスカッション

 

☆個人プレゼン

 個人プレゼンでは、3年生の2~3人が最近の経営学に関するトピックを持ってきて5分ほどで発表をするという内容です。

 ドローン事業は海外では増えてきていて、日本でもドローンを飛ばすことができる範囲を広げようとしているけれど安全性の課題も多いこと。IT人材を海外から雇うときにはIT人材への給与の低い日本にどう呼び込むのかなどが問題点であること。などなど自分の意見も含めて発表されていて、とても勉強になりました。

☆統一テーマプレゼン

 統一テーマプレゼンでは3、4年生の4-6人で構成された2つの班が同じテーマで発表します。

 今回は、「理念とパーパスを考える」というテーマだったのですが、ディスカッションの際はパーパスの定義や理念とパーパスの 違いで白熱した議論が繰り広げられました(笑)

 パーパスとはNRIによると、「社内へのメッセージ性が強い」、「企業や組織の原点を表す」、「第3者的な視点」が含まれていることが理念とは異なる点のようです。ですが理念やパーパスの他にもミッションやビジョンなど類似概念が多く、そこの理解の違いで様々な意見が出ていました。王先生によると、理念=事業の根幹≒価値観の根幹、ミッション=目指す方向性、パーパス=組織や企業独自の表現が用いられるなど細かい違いはあるそうです。

 理念型経営、パーパスマネジメントどちらの重要性も感じられた授業内容でした。 (小林)

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10/19(月) サブゼミ

 今日のサブゼミも引き続き三田論の修正でした。三田論用の書式に合わせた図表の挿入方法が細かくて、少しの修正でも意外と時間がかかってしまいました、、、。その時にエクセルやワードを使いこなせる人は早く終わるかなと思い、PCスキルを磨くのは重要だと痛感しました(汗) (小林)

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10/21(木) 本ゼミ

【前半】

個人ミニプレゼン「微アルコール市場」、「江ノ島電鉄の観音電車について」

統一テーマ「企業の成功例から学ぶ」発表

【後半】

ディスカッション

 

☆個人プレゼン

 微アルコール市場という新しいジャンルが誕生しているのを皆さん知っていましたか?私は知識不足で知らなかったのですが、今回テーマを選ぶにあたってビジネス書を読み知ることができました。このように個人プレゼンは、ビジネスニュースに触れることのできる貴重な機会になっていると実感できました! 

 また、江ノ島電鉄の話題では鎌倉市は観光事業よりも住民の生活の質向上が優先という考えもあるらしく、観光都市となる地域の生活とビジネスの両立の難しさが垣間見えました。

☆統一テーマプレゼン

 1班は「イノベーション」についての成功例、もう1班は「組織作りやリーダーの視点からの企業の従業員に対する取り組み」についての発表でした。

 成功例という広いテーマだったため、成功をどう定義するのかというところをしっかり説明していくべきだなあと思いました。成功といっても業績アップなのか、組織風土が改善されたことなのか人によってイメージが異なるのでそこのすり合わせはすごく重要になってきます。当たり前のようで難しいので前提確認を意識していきたいですね、、、

☆ディスカッション

 ディスカッションでは、①発表の良かった点②事例研究は適切か③理論の不明点④発表から得た学びについて議論しました。

 ③では、センスメイキング理論についてナチスなどの納得感のある答えだけで進んでいくのは危険ではないかという意見が出ました。

 センスメイキング理論とは、組織のメンバーやステイクホルダ―が納得のいく答えを導き出し、意味づけして、行動させるまでのプロセスのことを指します。その時に重要なのは、メンバーの納得感であり、納得感>正確性であることが特徴だそうです。

 この理論は納得感がありますが、確かにナチスのような偏った考えが納得されてしまうと軌道修正が難しいまま、進んでしまう可能性があります。そのため、使い方には留意する必要がありそうです。 (小林)

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10/26(月) サブゼミ

 三田論の修正も大詰めです!私個人の話になってしまい恐縮ですが、調整効果を示す仮説の説明がすごく難しく、文字化することに大苦戦中です、、、。ですがそんな時に、三田論の班員や他の班のゼミ員が助けてくれて、本当にいい人に恵まれたなあと感じました。ありがとう!(泣)

 ゼミを探している2年生の皆さんは是非いい人だらけの王ゼミに!!! (小林)

10/28(木) 本ゼミ

【前半】

インゼミに向けて

統一テーマプレゼン「失敗例から学ぶ」

【後半】

ディスカッション

 

☆インゼミに向けて

 来週は佐藤和ゼミとのインゼミです!そこで各ゼミから1グループが三田論について発表するため、王ゼミ代表である澤田班が三田論について発表をしました。

 論文の内容を知らない人に向けて説明するのは難しいことですが、わかりやすいスライドと説明で尊敬してしまいました!

☆統一テーマ発表

 今回は、「失敗例から学ぶ」というテーマでした。1班は三菱自動車と東芝の失敗例をエージェンシー理論を用いて分析し、もう1班はコダックとそごうの失敗例を両利きの理論を用いて説明しました。

 三菱自動車や東芝の失敗の原因は、エージェンシー理論からモラルハザードやアドバースセレクションが起きていることだとし、各社が“対従業員“や“対株主”にわけて何が起きたかを分析しておりわかりやすかったです。

 また、コダックとそごうの失敗も両利きの理論を用いて知の探索と知の深化を両方行っていかなくてはならない状況下で、どちらかが欠けてしまっていたと理論を用いて説明されていました。

☆理論の説明(超簡単に)

 モラルハザードとアドバースセレクションについては経済学の授業で習った方が多いと思いますが、情報の非対称性と両者の利害不一致によってプリンシパルが損をするというようなものです。

 両利きの理論とは、知の探索(今ある製品や事業をレベルアップ)と知の深化(新しい事業への取り組み)の両立が大切だよねという理論です。

 このように毎週理論を用いて事例分析を行われているため、理論の知識が増えていき、非常に勉強になります、、、! (小林)